遊痴庵絵日記〜退職美術教師のコミックエッセイ〜【新品】遊痴庵著

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しおまち書房で編集・販売する、コミックエッセイ

「遊痴庵(ゆうちあん)絵日記〜退職美術教師の田舎生活〜」をご紹介します。
遊痴庵絵日記


編集者より


田舎暮らしの描写はもちろん、読書やアート、料理レシピ、生活に役立つ知識・・・

ふり幅の広さが、遊痴庵さんの最大の魅力だと思います。




広島県と島根県の県境に近い中国山地のふもとが、このコミックエッセイの舞台。
定年退職し、悠々自適な読書三昧の暮らしを夢見ていた著者の
2012年〜2017年の日常を描いています。
遊痴庵絵日記


個性豊かな登場人物の方々と、そして動物たちとの日々。
最初に原稿を拝見した時、気が付けばついつい引き込まれて読み込んでいました。
遊痴庵絵日記


遊痴庵絵日記


野菜や畑の世話、ご主人がされている酪農の様子など、
普段知ることができない農村の日常には驚かされましたし
動物たち(親と子の区別がつなかい猫たちや、すぐに脱走する山羊たちなど)の生態にも
興味深々でしたが、
それと同じくらいに興味を持ったのは、遊痴庵さんの興味範囲の広さ。
遊痴庵絵日記


読書やアートへの深い造詣、教師として生徒への教え方、歴史や文化に触れる女子旅、
豊かな農作物をおいしく仕上げるレシピなど、
次から次へと豊かな話題が飛び出し、興味はつきません。
遊痴庵絵日記


田舎暮らしというと、ついついのんびりした毎日を想像しそうですが
本来は、野菜や動物の世話など、忙しい日々。
それに加えて、ご自分の興味に対して積極的に動く主人公からは
凄く遠回しでさっぱりとした、いい意味での前向きさを受け取った感じがします。

今暮らしているその場所が、桃源郷になるのか、どこにでもある場所のままなのか、
それはやっぱり、自分自身の生き方しだい。
コミカルで自虐的な、たわいのない毎日のエッセイであるこの本には
感動的なストーリーは何もありませんが(・・でも動物との別れはあります・・)
ごく自然に「自分らしく行きていく」ポジティブさが確かにあります。
遊痴庵絵日記


マンガはすべて、一話読み切りで171作品を収録しました。
また、書籍化にあたって、関連する資料や写真のページも追加しています。

自分らしさを見つけたい方に、田舎暮らしを憧れる方に。
そして、リタイア後の生活を考えてはじめたあなたに。
きっと、なにかのヒントが潜り込んだ一冊になると思っています。

編集者 久保浩志

遊痴庵絵日記