まほうのて 改訂版【新品】みゆき著

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絵本「まほうのて」改訂版




子どもの小さな「手」には無限の可能性がある。






広島県呉市で、長年幼児教育に携わってきた著者が、
子どもたちと向かい合う中で紡いできた絵本。
手作りの雰囲気を残しながら、ハードカバーの絵本へと仕上げました。




まほうのて



編集者より



読み聞かせが楽しくなる!

子どもたちの「やってみよう」を応援する絵本。




まほうのて



小さな一歩を応援する気持ち


誰に教わったわけでもなく、
生まれたばかりの赤ちゃんは、ママの指をつかみ、
オッパイを抱っこするようになります。

その小さな一歩の瞬間を描いたこの絵本は、
子どもたちの「やってみよう」という気持ちを応援したいという
著者の気持ちから、
最初は手作りでつくられました。
呉市において、地域の読み聞かせの会に使われ、
好評を博しています。

この絵本は、その手作りの雰囲気を残しながらも
ハードカバーで保管できる絵本として
原画の雰囲気を印刷で再現した作品です。

まほうのて



まほうのて



まほうのて



まほうのて




お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、
お兄ちゃん、お姉ちゃんが登場し、
それぞれの「手」で「できること」を順番に見て行きます。

繰り返しのフレーズで構成されており、
読み聞かせの際に、リズミカルに子どもたちの興味を促します。

まほうのて



まほうのて



その後、ハイハイしていた男の子が自分の足で立ち、
パチパチと手を叩きます。

まほうのて



記念すべき小さな一歩。
それを見た周りの人たちや動物たちも、
それを祝ってパチパチと手を叩きます。
拍手の渦は広く伝わっていきます。


将来へ急ぐばかりに
「子どもの小さな成長に、あまり目を向けられていない」という
昨今の風潮を感じ取った著者による
メッセージが込められています。

まほうのて




小さな一歩は、大人になっても
立場ができても、いつでも誰にでも訪れます。

その「小さな一歩」の重みを、楽しい絵本で分かち合おうという
著者のやさしさと、強い意志を感じることができる絵本です。

編集者 久保浩志

まほうのて



著者メッセージ


「まほうのて」制作にあたっての想い


手はいろんなことが出来る。
生まれたときは、ぎゅっと握ったままだが、すぐにママの指をつかみ、オッパイを抱っこするようになる。
その内、スプーンを握り、ハサミを使い、指でお話までしてしまう。
どうしてこんなに次々と出来るようになるのだろう?

生まれながらにして“やってみたい”“チャレンジしよう”という気持ちが、どの子にも有るようだ。教えられたものではないと思う。

生まれたばかりの赤ちゃんが興味を持った物を見つけた時、猛スピードでハイハイしてタッチ。テーブルに手をかけ、口を真一文字にして力み、何度も座りこみながらも、やっと立てた時の“やったー! 見てー!”と言わんばかりの得意顔。その表情は、何とも言えないもの。

そのひとつひとつの行動に対する周囲の笑顔と拍手が、次への勇気、意欲を起こさせ、向上させるのだろう。

手は、人々の生活を豊かにし、そっとつないだ手の温かさは、安らぎを伝え、心を豊かに幸せにする。

たった1つの拍手が、大きな力となり、夢へと向かわせるのだろう。
どんな時でも、その1つの拍手を送る人でありたい。




まほうのて




著者プロフィール



みゆき


1949年 広島県呉市に生まれる

2015年 幼稚園退職

幼稚園生活の中、子どもたちと接して感じたことなどが絵本作りの原動力となっており、退職後も子どもたちに関わるボランティアを通して元気を頂いている。

2016年 初めての絵本「パパのせなか」を出版。