絵本「わた・いと・ふく〜ふくのできるまで」【新品】やえ著

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絵本「わた・いと・ふく〜ふくのできるまで」





絵本「わた・いと・ふく〜ふくのできるまで」


絵本「わた・いと・ふく〜ふくのできるまで」



綿花から糸を紡ぎ、糸から布が編まれる。
その「美しさ」をリアルに描いた絵本。



綿花を摘み、糸として紡ぎ、色を染め、そして布として編んでゆく・・・

かつては、日本のどこでも見られた光景です。
その過程の美しさに注目して、緻密な描画で描いた絵本です。
説明的にならず、絵の推移だけで、その工程を順序だてて説明しています。
躍動する糸の美しさにも、目を奪われます。




絵本「わた・いと・ふく〜ふくのできるまで」


絵本「わた・いと・ふく〜ふくのできるまで」



知っていましたか?

広島の街が綿花の産地だったことを。



16世紀、太田川の中州に城が築かれ「広島」の街が生まれます。城下町が発展する歴史とともに、デルタ(三角州)は、度重なる干拓を経て、海に向かって伸びていきました。塩分を含む干拓地に適した作物として「綿」の栽培が拡大し、綿製品は「安芸木綿」と呼ばれ、広島藩の特産品として流通されていたそうです。

戦後、海外の輸入品や人造絹糸(レーヨン)に押される形で、広島の綿産業は衰退し、今では私たちの身の回りの日常の中で、綿花やその加工工程を見る機会も減ってしまいました。


この絵本は、綿花から服が生まれる過程の面白さと、糸が紡がれる美しさに着目し、描かれた作品です。(巻末・解説より)


絵本「わた・いと・ふく〜ふくのできるまで」







著者プロフィール


やえ


呉市出身。広島市在住。